春の大曲線も見頃、みずがめ座η流星群が極大
早起きして天文観測をしてみましょう。
また春の大曲線も見頃です。春の大曲線は北斗七星の柄のカーブをそのままずっと伸ばし、乙女座のスピカまで伸ばしたものです。スピカの前はうしかい座のアルクトゥルスがあるので捜しやすいでしょう。思っていたより大きな曲線に感動できるかもしれません。
みずがめ座η流星群がみどころで、毎年GWの頃に見られる流星群です。
こちらは5月6日22時ごろ極大と予想されています。
5/1 細い月と水星、金星が並ぶ美しさはご覧になりましたか?明け方の東の空で金星が今の時期は輝いていますが、それと月齢27の細い月と水星が並ぶ現象が起こりました。水星が出てくるのが日の出前一時間しかないので観測は大変だったかもしれませんね。
5/3 牡牛座の新月 15:51~
5/6 みずがめ座η流星群が極大。22時頃が極大と予想されています。そんなに流星数は多くはありませんが新月直後と好条件。是非観測を!
5/11 明け方のそらで金星と木星が接近します。低空で観測しにくいかもしれませんが是非見てみましょう。
5/13 水星、金星、火星、木星が東の低い空で接近。5/11あたりから観測が出来ますが全惑星をみるなら5/13が一番です。明け方、東側の開けた場所で低めの空を観測してみましょう。双眼鏡をお持ちください。
5/14 月と土星がならびます。乙女座の一等星スピカと並んで土星が輝いていますが、そばに月がやってきます。望遠鏡であれば土星の環がよく見えるでしょう。
5/17 蠍座の満月 20:09~
5/23 会合中の火星と金星が接近。こちらも明け方、東側の開けた場所で低めの空を観測してみましょう。双眼鏡をお持ちください。
5/30 月と惑星が明け方の空で大集合しています。
ぎょしゃ座にはε星という変光星がありますが、そろそろ減光がおわります。次に減光していくのは27年後。さて、この27年間で減光の原因が突き止められるのかどうか楽しみにしながら天文観測を続けていきたいと思います。
